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商売とは

(株)マイカル(旧ニチイ)の創業者の
西端春枝さんの主催する、「ニチイ初代の西端社長を学ぶ会(そんな名称ではなかったわかっている)」に行ってきました。

マイカルと言うと、どんな会社を想像されるでしょうか。

少し昔話をします。

歴史の教科書が教えてくれる通り

士農工商と言われた時代があり

武士、農家、工業、商業と言うとおり

商業(生産的なことをせず、他人が作るモノに対して、流通させる変わりに、価格を上乗せして設けるイヤシイ仕事と思われていた)は、とても低い地位にありました。

日本も、スーパーマーケットやデパートがない時代があり

行商と言われる流通を生活の糧としていた方は肩身の狭い思いをしてきたことと思います。


太平洋戦争が終わり、国内だけでなく、アメリカが起こす戦争に端を発し、
一躍日本は「よいものをつくり、よいものを売る」国へと歩んでいきます。

外需より内需を拡大するべきだ

と、最近言われているのは

外に対しての需要がないからであって

かつての日本の「よいものの作りすぎ」を受け入れる供給先がないことがあり

国内で消費しましょうよ。と、言う流れからなのです。


さてさて、食品を中心にスーパーが広がりつつあった、昭和30年代半ば、
西端さんは、「ランジェリー」を流通させることを思いつきます。

お客さまの声をもとにして至るのですが、

貞操を守るため(女性には大変失礼な表現だと思います)の肌着から

西洋的になる服装を、より綺麗に見せるための下着への意識の転換などをもとに

衣料のセルフ販売(スーパー)を思いつきます。


最初はえわずか一坪のお店を大阪の天神橋に立てました

よい品をより安い値段で販売しました

また、小さなお店ですが、ファッションショーを開催し時代のニーズにも応えました

時には、お客様と万引き犯人を勘違いしてしまい

忙しさのあまりに、仕事をかめけてしまった自を戒めるため、赤字覚悟の

大型セールを来店されるすべてのお客さまに対し行ったこともありました。


いつのまにか

ファンは増え、西端さんに共感し、お客さまを愛し、お客さまの幸せを願い、叶えるために

今まで、地位の低い扱いをされてきた流通を活性化させようと

立ち上がる企業がニチイのもとに集まりました。


西端の経営するセルフハトヤを中心に

日本は一つ

人を慈しみ愛することは一つと

結集した心が「ニチイ」を誕生させました。



商売とは笑売とも読める通り笑顔を生むためにあります。

商いとは幸せを願い、愚直に徹底的にやりとげる志があります。

商いは本当に飽きない。


ニチイ誕生までを振り返りましたが

続きはまた。


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